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アイソラのサイフのラインアップのなかで、いつでも最高峰をめざすブランドとなります。 テンペスティ社の最高の革で、最高の腕の職人が、最高のレディスに挑戦しました。 No4201 No4202 No4203 アイソラは今冬から isola & HIRO ブランドを立ち上げます。
僕がサイフの業界に入って最初の友人で、僕たちがサイフの生産を依頼している職人さんたちの中でももっとも優れた技術を持っているグループがあります。むかしは「紳士ものの財布」と呼ばれた商品を作っていた職人さんたちで、みんな40年近いキャリアを持っています。いまでこそ大型デパートの紳士物雑貨の特選売り場はヨーロッパからの輸入ブランド一辺倒になってしまったけれど、まだブランドブームになる前の昭和40年代までは彼らが腕を競って特選品売り場を飾ったものです。そして自分の作った商品をその売り場にならべるために彼らは腕を磨きました。 僕たちはその職人さんたちに長い間商品を作ってもらいマーケットに供給しつづけてきました。そしてこの冬、そのグループ「HIRO」と僕たちの会社とのダブルネームで新しくブランドを作ることになりました。 僕のアイディアは、彼等に「レディス」を作ってもらうことだったのです。いまでも「レディス」のサイフというと「紳士物」よりも一段格下に見られて、技術的にも、材料でも、ちょっと落として作られています。そのかわりに複雑な作りのものが多いのです。今までは「HIRO」のグループの職人さんたちにはイタリア テンペスティ社のカリオカの革を使って、ベーシックなサイフを作ってもらっていました。今度は彼等に材料も、技術も落とさないで、「レディス」を作ってもらいたいと思ったのです。「久野くん、俺たちにこんなことをやらせるのかよ」と散々の不評でしたが、ようやくまとめあげることができました。いままでの「レディス」にはない最高の水準のサイフができたと自負しています。 もちろん彼等の作る、いままでのベーシックなサイフも、これからは isola & HIRO のブランドになります。そして僕たちのサイフのラインアップのなかで、いつでも最高峰をめざすブランドに育てていこうと思っています。 アイソラ株式会社 久野 康一
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