ギャルソンの財布、誕生秘話
初めてヨーロッパに行った時のこと、パリの街角のカフェテリアで支払いをすませようと「ギャルソン」を呼んだときにこのサイフに気がつきました。白いシャツに黒いパンツ、黒いエプロン姿のギャルソン。彼ががおもむろに出した大きく開いた使い易そうな小銭入れのついたサイフがこれでした。
ヨーロッパではこの「ギャルソン」と呼ばれるウェイターたちが各々テーブルを受け持っていて、注文をとり最後に精算までするのがひとつのスタイルです。このサイフの型はそんな職業上の必要性から生まれたのでしょう。
いくつかある仕切りでお札や領収書などを分けて入れ、前のファスナーポケットは大事なもの、もちろん小銭は一番うしろの大きく開く小銭入れにまとめて入れる。こうすれば次に使うときにはわかりやすいのです。
いくつかある仕切りでお札や領収書などを分けて入れ、前のファスナーポケットは大事なもの、もちろん小銭は一番うしろの大きく開く小銭入れにまとめて入れる。こうすれば次に使うときにはわかりやすいのです。
浅草で喫茶店にいった時の話。
二階でJAZZバーをやっているなかなかいいお店でしたが、わざわざレジまで支払いに行くのではなく、ウエイターが席まで来てこの型のサイフで精算していました。やはり白いシャツに黒いパンツやエプロンで、とても決まっていました。
◆参考ページはこちらへ:[コラム]お便り紹介:気分はシャンゼリゼのオープンエアのカフェにいるみたい
二階でJAZZバーをやっているなかなかいいお店でしたが、わざわざレジまで支払いに行くのではなく、ウエイターが席まで来てこの型のサイフで精算していました。やはり白いシャツに黒いパンツやエプロンで、とても決まっていました。
◆参考ページはこちらへ:[コラム]お便り紹介:気分はシャンゼリゼのオープンエアのカフェにいるみたい