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isola(アイソラ)の製品
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コラム
革素材
テンペスティ社のカリオカ
昔は革を、各部位の特徴を生かすために3つのパートに分けて使っていました。
ショルダー部は丈夫なため靴の底革などに使い、ベリーはとても柔らかい特徴があります。
背中は上質、腹はソフト、肩は丈夫という特長があります。
最も良い場所とされた背中はハンドバッグなどに使われてきました。
以前は肩、背中、腹など部位ごとの特長を生かして、革を用途に振り分けて使っていました。
今はなめし技術の進歩によって薬品で特徴を変えられるので、
丸革(といっても半裁と呼ばれる半身のことですが)のまま
ユーザーの要求に沿って製品化されます。
アイソラが使っているイタリア中西部のペレッツェリア テンペスティ社のカリオカは、
その昔ながらの製法で作られています。
自然のままのシワや丈夫さを求めて牛革のショルダー部だけを使い、天然の植物性タンニンでなめしています。
そのためナチュラルなシワ模様が表面に出て、独特の味を出しています。
そして最後の仕上げには回転するドラムの中で革をもみ、
やわらかくしながら魚油を加えることで、しっとりした触感をうみ出しています。
この革の独特の革らしい匂いにはそんな秘密があったのです。
使い込むと、摩擦や手脂などの染み込みで、色や艶感が変化して、革らしい味わいを楽しむことができます。
そして天然の素材で作られたカリオカは、処分されたあとは長い時間をかけて土に戻ることができるのです。
クロ
チャ
オレンジ
アカ
グリーン
ワイン(取扱終了)
ホワイト(取扱終了)
(参考ページ)カリオカの経年変化の様子
→
コラム「経年変化(エイジング)を楽しむ」
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